2011年 入社/総合政策学部 総合政策学科 卒
私が学生時代に熱中していたことは2つあります。一つ目は、バスケットボール。大学ではサークルとクラブチームの両方に所属し、関西の大学同好会連盟や社会人リーグに参加していました。今でも当時の仲間たちと一緒にプレーしたり、プロリーグの試合を観戦して楽しんでいます。二つ目は、海外旅行です。長期休暇を利用して、アジアや中東、南米などさまざまな国を訪れました。ガイドブックを片手に知らない世界を歩き回り、冒険気分を味わっていました。アクティブに動くことで、人とのつながりや今まで知らなかった知識を得ることができた学生時代でした。
大陽日酸の存在は採用ウェブサイトを通じて知りました。企業研究を行う中で、さまざまな業界で産業ガスが使われていることや業界No.1の企業であること、海外事業も積極的に展開していることなどを知り、次第に志望度が上がっていきました。また、説明会や面接で会った先輩社員の明るくやさしい人柄や、温かい雰囲気がとても心地良くて自分に合っていると感じました。最終面接では、自己PRや志望動機よりも、趣味や休日の過ごし方などの質問が大半を占めていて驚きましたが、だからこそ人と真摯に向き合う会社だと感じ、入社を決意しました。
国際マーケティング部のミッションは、国内のお客様の海外進出をサポートすることです。海外の工場で使用するガスの条件やボリューム、スケジュールをお客様からヒアリングし、その情報をもとに海外現地法人と協議の上、最適なガス供給を提案します。海外進出の計画は日本側で立案されることが多いですが、計画が進む中で現地へ出張して打ち合わせを行うこともあります。私は中国、インド、インドネシア、シンガポールの4カ国を担当しており、現地の駐在員やナショナルスタッフと連携を取りながら、ガスの供給を通じてお客様の事業拡大に貢献できるよう業務に励んでいます。
「大陽日酸を選んで良かった」とお客様に言っていただけたときにやりがいを感じます。品質や生産性の向上、短納期での製造ライン立ち上げ、大量に使用するガスの安定調達など、お客様のご要望や課題はさまざま。お客様企業に足繁く通い打ち合わせを重ねることで、技術部門や関係会社などチーム一丸となって課題を解決する方法を導き出します。ガスは継続してご利用いただくことが多いので、丁寧かつスピーディーなアフターフォローを行うことも信頼関係を築く上で意識しています。そうした中で大陽日酸の持つポテンシャルを最大限発揮し、お客様の胸に響くような提案ができたときは嬉しいです。
入社3年目のとき、当時営業していたお客様から新規で除害装置を受注したことが最も印象に残っています。特殊ガスの引き合い情報をもとに除害装置を提案しましたが、初めは興味を持っていただけませんでした。それでも地道に足を運びお客様の話に耳を傾け、現場の課題を解決できる仕様等を能動的に提案し続けた結果、他社に競り勝ち受注することができました。「よく足を運んでいただけて想いが伝わりました。御社との取り引きは初めてですが安心できます」とお客様から言っていただけたときは心の底から嬉しかったです。
入社6年目のときに海外トレーニー制度を利用し、約1年間のベトナム駐在を経験しました。広大な工業団地に次々と新しい工場が建つ光景を目の当たりにし、同国の持つポテンシャルに圧倒されるとともに、産業ガスの供給を通じて国の経済発展に貢献したいと思うようになりました。その目標を実現するために、これからはお客様における製造工程や自社の商材知識だけでなく、財務やマネジメントスキル等を身につけ、また各国の政治経済も学びグローバルに活躍できる人間になりたいと考えています。
2013年 入社