

2018年 入社/高専 材料工学科 卒

陸上競技部のマネージャーをしていました。マネージャーの主な仕事は、コースの整備やタイムの測定、使用道具の準備・後片付けなどルーチンワーク中心でしたが、私をチームの一員として受け入れてくれた選手のために「私なりにできることをしよう!」と日々励んでいました。選手の自己ベスト更新やチーム全体での総合優勝など、選手と一緒に喜びを分かち合うことができたのは、かけがえのない思い出です。
大陽日酸を知ったきっかけは、学内企業説明会でした。社員の方から事業などの説明を受ける中で、身のまわりにあるさまざまな製品の製造に産業ガスが使われていることを知りました。その後、産業ガスの製造現場を見学し、産業ガスができるまでの過程に興味を持ちました。選考を重ねるうちに、大陽日酸の一員として産業ガスをつくる仕事に携わりたい。そう強く思い、入社を決意しました。

私が所属している堺ガスセンターは、お客様の事業所に隣接した土地に拠点を構えています。ミッションは、お客様の事業継続に不可欠なガスを高品質かつ安定的に供給すること。その中で私は、ガスの供給に関わるデータ収集・解析を通じた効率運転の検討、分析計や装置監視設備の不具合対応・メンテナンス手配などを行っています。日頃の業務を少しでも効率化するべく、常に試行錯誤を繰り返しながら目の前の業務と向き合っています。
自分自身の成長を実感した際にやりがいを感じます。以前は時間がかかっていた業務でも、効率良く進められる方法を検討し試行錯誤することで、徐々にスピードや正確性が上がり、成長を感じることができます。また、装置の不具合対応などを通じて、社内外問わず周囲の人々から感謝してもらえると嬉しいです。知識や経験を着実に増やし、今よりもっと周囲をサポートできるようになりたいと思っています。

入社早々、事業所が大型台風の被害を受けました。社員総出で原状復帰に向けて奔走する中、私は知識や経験が浅く、何もできずに呆然と立ち尽くしていました。今でも当時の自分の無力さを反省するほど悔しい経験です。このエピソードを通じて、同じようなトラブルが起きても柔軟に対応できるよう、目の前の業務に全力で向き合うようになりました。
後輩から頼りにされる存在になりたいです。そのためにも学ぶ姿勢を忘れず、知識や経験を増やしていきたいです。心がけているのは、常に相手の立場に立って具体的で分かりやすい説明をすること。そしてチームを導く意識を持って、明るく前向きでいることです。就職当時の私が製造現場を見て「ここで働きたい」と感じたように、少しでも多くの人にそう思ってもらえたら嬉しいですね。


2021年 入社