


産業ガスのリーディングカンパニーである大陽日酸。プロフェッショナルな人財を育てていくための基本的な考え方やカリキュラムを教育研修担当者がご紹介します。
人財育成に関する基本コンセプト
大陽日酸のマーケットシェアは日本でトップ、世界で4位です(※日本酸素ホールディングスにおいて)。産業ガス業界のリーディングカンパニーとしての確固たる地位を築き、さらにはアジア発の真のグローバルカンパニーを目指しています。グローバルビジネスで通用する人財を育成すること。それが大陽日酸の人財戦略の大きな柱となっています。






求められる資質と行動
- 1.健康と安全衛生
- 2.前向きな姿勢
- 3.組織力の発揮
- 1.顧客からの信頼を得る
- 2.人間形成をする
- 3.社会的責任を果たす
- 1.顧客を知る
- 2.自己を知る
- 3.社会を知る
グローバルに活躍できる人財の育成
大陽日酸では「グローバル人財選抜育成研修」を実施しています。具体的には、30歳前後の中堅層選抜社員を対象に、6~12カ月のスパンで「英語力」「コミュニケーション力」「マネジメント力」など、グローバル人財に求められるスキルやマインドを学んでいく研修プログラムです。
産業ガス業界を取り巻く環境は急速なグローバル化を遂げています。大陽日酸では国内外を問わず、グローバルな視点で活躍できるプロフェッショナル人財を育成するための取り組みを強化しています。現在、大陽日酸から出向している海外駐在員は約60名。今後グループ会社全体で今以上に海外売上高比率の向上を目指しているため、決して十分な人数とはいえません。また駐在だけではなく、アジア、北米、欧米を中心に年齢、階層、職種に関係なく多くの社員が出張しています。つまり、活躍する舞台は国内だけではなく世界。そのマインドを、すべての社員が持つことが求められています。
充実した教育制度
教育体系における特徴は、若手社員に対する入社5年内基礎教育です。3カ月間の新入社員研修から始まり入社5年目まで、毎年1回同期を一同に集めた研修を実施しています。また、階層別研修以外でも「選抜型」「選択型」「テーマ型」など、さまざまなプログラムが用意されていて、各自が必要とする能力をしっかり伸ばすしくみが整っています。
大陽日酸の教育体系図

新入社員をフォローする仕組み
新入社員一人に対して、同じ職場の一人の先輩社員をメンター(相談役)として配置する「メンター制度」を導入しています。仕事以外のことについても、さまざまな疑問や悩みに親身になって相談に乗ってもらうことができ、職場へ配属されてからのフォロー体制も整っています。
